筋肉には、白筋と赤筋という2種類の筋肉がある
有酸素運動では、筋肉はまったく付かないのかというと、そんな事はないようです。筋肉は、その色と特徴によって、白筋と赤筋という2種類に分けることができます。その一つである赤筋は、実際に赤く見える筋肉で、ウォーキング・ジョギング・サイクリングなどの有酸素運動に使われる筋肉なのです。
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●ミトコンドリアの多い赤筋が脂肪を燃やす
白筋とは、名前の通り、色が白い筋肉で、全力疾走・ジャンプ・重量挙げなど一度に大きな力を出す運動に使われる筋肉です。筋肉を速く動かし、短時間の運動に向くため、別名「速筋」ともいわれています。また、もう一方の赤筋は、赤く見える筋肉で、ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳など持久型の有酸素運動に使われる筋肉です。ゆっくりした運動を長く続けるのに、向いた筋肉のため、「遅筋」ともいわれています。赤筋は、呼吸のために肺を動かしたり、姿勢を維持するために骨を支えたりなど、生命を維持するためにも働いています。また、白筋は赤筋に比べて、加齢に伴い衰えるスピードが速い筋肉とも言われています。
細胞レベルの話になるのですが、運動すると、筋肉の中で消費されるグリコーゲン、糖質、脂肪は、筋肉の中にあるミトコンドリアという細胞組織の中で燃やされています。このため、ミトコンドリア自体の量を増やせば、脂肪などを燃焼する場所が増えるということになります。
赤筋は白筋より、体積が大きいため、毛細血管が多く、酸素が豊富に供給される筋肉組織です。したがって、このミトコンドリアは、白筋よりも赤筋の方に多く含まれているといわれています。ですので、ミトコンドリア自体の量を増やすためにも、ウォーキング・ジョギング・サイクリングなど、長い時間続けられるような有酸素運動が、そういった意味でも中性脂肪を減らすためには、大切になってくるのです。
マッチョ、ムキムキの身体になるから、運動はイヤという女性がいますが、持久型の赤筋を増やすような運動は、ムキムキにはなりません。事実、マラソンの女性選手に太った選手はいませんよね?逆にマッチョマンになりたい男性諸氏はジム等で無酸素運動、筋肉トレーニングをしないとなれないということになります。
無酸素運動は筋肉を鍛える役割があり、筋肉がつくと基礎代謝量が増えますとご案内していますが、有酸素運動で、付けることの出来る赤筋でも基礎代謝量は上がるのです。
参考までに、以前テレビ番組で放映されていたのですが、体の中で、最も赤筋が多く分布している場所は、「背中」なのだそうです。したがって背中の筋肉を集中的に鍛えることも、基礎代謝量を引き上げる良い方法ということでした。背骨を支える「脊柱起立筋」という筋肉は、体の中で最も長い骨を支えるため、赤筋が最も多く存在している筋肉なのです。脊柱起立筋を鍛えるには、手とひざを床につけ、お馬さんの格好になり、片腕を上げ、その上げた手と反対側の足も上げ、「行かないで〜」のポーズをすると良いとのことです。1回5秒、その体勢で制止することを左右10回ずつ、交互に繰り返すと良いとのことです。
2005年11月27日 14:26



