中性脂肪をためない「朝食」のポイント
朝食は、1日をスタートさせる大切なエネルギー源です。朝食を摂らずに仕事をするのは、ガソリンを入れずに車を走らせるようなものです。「お腹がすかない」、「時間がない」、「食べる気がしない」といって食べない人がいますが、それは間違いです!中性脂肪が気になる方は、食事の「量」は調整しても、「回数」は調整してはいけません。
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●朝食はぬかない
朝食をぬく人がいますが、お相撲さんが1日2食の食生活であることでわかるように、朝食をぬくと逆に太ってしまいます。これは、食事回数が少ないことが習慣になると、体は次の食事までエネルギーを確保しようとして、インスリンが多く分泌され、肝臓に中性脂肪をたくさん作ってためこもうとするからです。
次の食事の保証もなく、食べるものもままならなかった原始時代の人類創世の時に、人間はそのように自然とプログラミングされたのです。
さらに、空腹状態が続くと、肝臓でコレステロールも量産してしまいます。つまり1日2食にすることで、体内に中性脂肪とコレステロールが溜まってしまう結果になってしまうのです。(お相撲さんは、運動が仕事なので筋肉量が多く、結果として基礎代謝量が高いので問題にはなりません)
したがって、お腹が空いていなくても、食べたくなくても朝食は抜いてはいけません。時間がないことを理由にする人もいますが、会社についてからでも良いので、なんとか朝食は摂るようにしましょう。
もしどうしても忙しい、あまり食欲が出ないという方は、「バナナ」を常備しておいて、朝1本だけでも食べて行かれることをおススメします。
朝、必要な脳の活動エネルギーになるのは糖質です。糖質とは、いわゆる主食、ご飯や食パン、麺類などです。したがって、朝食は主食中心に摂ることが良いといわれています。果実に含まれる糖質も、主食同様に脳のエネルギーに変わります。
理想的には、ごはんと味噌汁、納豆や海苔、わかめや温野菜などを少しづつ、ゆっくり食べるのが良いと思います。日本旅館に泊まったときに、朝食に出されるメニューは、まさに理想的な献立といえるでしょう。旅館に泊まったときのことを思い出されて、少しでも献立の似ている朝食を心がけることをおススメします。
●果物の食べ方に注意
「果物はヘルシー」に見えますが、果物に含まれる果糖は主食などのでんぷんよりも消化吸収されやすく、中性脂肪を増やす結果になってしまいます。その為、果物の食べすぎは良くありません。果物はその種類にもよりますが1日200gまでに抑えるようにした方が無難です。
しかし、最近では果物は食べ方さえ注意すれば、いくらでも食べて良いという説もあります。但し、食べる時間は食事の20〜30分前でないとダメなのです。新鮮な果物は消化が良く、食前に食べるとある程度、血糖値を上げてくれるので、食事の食べ過ぎを防ぐこともできます。果物はデザートで摂るのではなく、食事の前に摂ることが良いというのです。
昔から「朝の果物は金の果物、夜の果物は銅の果物」といわれるように、果物は、朝に食べる方が良いでしょう。「果物を食べるなら、食前」という新しい習慣が、中性脂肪を増やさない果物の食べ方なのかもしれません。
「夕食後のデザートに果物」という習慣は、絶対に改めましょう!
●起きぬけの水分摂取は「命の水」
寝ている5〜8時間は、水分を取らないため、血液中の水分が減って、血栓などが起こりやすい状態になっています。中高年で血圧が高かったり、動脈硬化症がある人は、朝起きたら、すぐ水分を補給する事が必要です。理想的には、起きたらすぐ20℃程度の500mlの水をゆっくりと飲むことです。
朝から水500mlはどうしてもダメ・・・という方には、100%果汁の野菜ジュースなどでも良いでしょう。100%果汁のジュースなら水分はもちろん、消化吸収が早くエネルギー源となる糖質を多く含んでいるので、朝の目覚ましドリンクにはベターでしょう。但し、胃の弱い人や胃潰瘍の人は、柑橘系の100%果汁ジュースは、胃酸を急激に増やすので、起きたての空腹時にはおススメできません。
【参考記事】
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2005年12月08日 15:30



