抗酸化物質のすべて
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細胞が酸化するということは?
人の体は約60兆個の細胞で構成されています。これら一つひとつが、それぞれの役割を担って活動しています。細胞の活動こそが私たちが「生きている」という証なのです。実は細胞たちが、いつまでも正常に活動し続けてくれれば、私たちは「老いる」ことも「病気」にもなりません。
中性脂肪と活性酸素
フリーラジカルの一種である活性酸素は、分子の構造が不安定な酸素で、そのために周囲の物質にくっついて酸化させる性質があります。通常、人間が呼吸で吸った酸素の約2%が活性酸素となり、体内に入ってくるウィルスや細菌を酸化して殺し、病気を防ぐ働きをしています。
血中の警察官?「抗酸化物質」の正体とは・・・
細胞の酸化を防ぐ「抗酸化物質」には、細胞やLDLコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化をも防ぐ作用があります。抗酸化物質の代表選手はビタミンE、ビタミンC、βカロチン、ポリフェノールなどが知られています。最近流行したコエンザイムQ10も強力な抗酸化物質です。
抗酸化物質の定番、ビタミンの大統領「ビタミンE」
ビタミンEは、脂溶性のビタミンで天然にはα-、β-、γ-、δ-トコフェロール(tocopherol)とα-、β-、γ-、δ-トコトリエノール(tocotrienol)の8種類が存在し、緑葉植物、海草類、甲殻類、魚類、高等植物、ヒトなどに広く分布しています。
ビタミン表示のIUって何?
通常、血中成分は単位が重さで計測されますが、酵素やビタミンなどは直接重さを量る事が出来ないため、その「働き」に単位を与えています。具体的には「37℃で1分間にAという物質1モルをBという物質1モルにかえる活性が「1国際単位」と定められています。
ビタミンEのおススメ
ビタミンEは量産するためには合成することになりますが、合成のビタミンE(all-rac体)にはd(ディ)体と光学異性体といわれるl(エル)体が混合されています。一方、天然のビタミンEはd体(RRR-)のみで、成分の表示で見分けることができます。医薬品のビタミンEは、合成品も天然品も広く使用されています。つまり「dl- -トコフェロール」という表記は「合成」、「d- -トコフェロール」は「天然」を表しています。生物活性は、合成品より天然品の方が高く、効力にも差があります。「dl- -トコフェロール」、「d- -トコフェロール」の明確な表示のない商品には、手を出さない方がよいでしょう。
ビタミンCは貯金ができない抗酸化物質
ビタミンCは、抗壊血病因子として発見された水溶性のビタミンです。ほとんどの動物は、ブドウ糖をもとにしてウロン酸サイクルからビタミンCを合成することができます。しかし、ヒトとモルモットはL-グロノラクトン酸化酵素が欠損しているため、体内でビタミンCを合成することができません。
【エスターC】ビタミンCのおススメ
重要な抗酸化物質として働くビタミンCは、自分自身がフリーラジカルを消し去るだけではなく、フリーラジカルによって酸化されたビタミンEを再生(還元)するという重要な役割を果たしています。
ビタミンE・Cの400倍の抗酸化力「α-リポ酸」
α-リポ酸はチオクト酸(Thioctic acid)とも呼ばれる物質で、その酸化体のβ-リポ酸と区別するためα-リポ酸と呼ばれています。α-リポ酸をビタミンと記載している書籍もありますが、α-リポ酸は人間の体内でも合成されることからビタミンではなく、ビタミン様物質として扱われています。
【ヤーバプリマ】α-リポ酸のおススメ
α-リポ酸はチオクト酸(Thioctic acid)とも呼ばれる物質で、その酸化体のβ-リポ酸と区別するためα-リポ酸と呼ばれています。α-リポ酸をビタミンと記載している書籍もありますが、α-リポ酸は人間の体内でも合成されることからビタミンではなく、ビタミン様物質として扱われています。
【コエンザイムQ10】心臓病の薬から抗酸化サプリに変身
コエンザイムQ10は別名「CoQ10」、「ユビキノン」とも呼ばれる酵素の働きを助ける補酵素で、脂溶性の抗酸化物質です。「コエンザイム」というのは補酵素という意味で、「Q」はキノンという意味で、キノンはコエンザイムQ10に含まれている化合物の名称です。
【コエンザイムQ10】のおススメ
コエンザイムQ10はイワシや牛肉などに微量に含まれ、ふつうの食生活であれば1日5〜10mgは摂取する事ができますが、抗酸化作用や老化防止を期待するなら1日100mgは摂りたいものです。ちなみに10年以上、流通の歴史のある米国で推奨されている量は100〜300mgになっています。最近になって国立健康・栄養研究所が上限値を300mgと発表して話題になりました。また、コエンザイムQ10は脂溶性なので、食事直後に摂取した方が吸収率もよくなります。
アスタキサンチン 可能性を秘めた抗酸化物質の新顔
アスタキサンチンは、カロテノイドの中で、最も抗酸化力が強いといわれているリコピンに次いで強力な抗酸化作用を持っています。アスタキサンチンは、最近になって注目されてきた物質なので、試験管やネズミを使った実験は多いのですが、人間を対象にした研究がまだまだ少ないといわれています。これからの研究によって、さまざまな効果や安全性が明らかになることを期待したいところです。
抗加齢の新物質・納豆に多く含まれるポリアミンとは?
最近、20歳頃をピークに減少していく体内物質の話題が多くなりました。中高年になったら、それらの物質を積極的に食品から補充していけば、本当に抗加齢になるのでしょうか。まだまだ研究途上の抗加齢物質ですが、「ポリアミン」という聞きなれない物質も、抗加齢物質として最近TV放映されて話題になっています。



