アルコールと中性脂肪
昔から「酒は百薬の長」といわれるように、適度な飲酒は健康にとって有益です。血行を良くしたり、HDL(善玉)コレステロールを増やしたり、ストレスの解消になったり、疲労回復の一助になるなど、その効用は医学的にも認められています。
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●飲みすぎる人に高中性脂肪血症や高コレステロール血症が多い
しかし肝臓にたまる中性脂肪はアルコールからも作られます。飲みすぎるとアルコールは肝臓で中性脂肪に合成され、血液中のVLDLが増えて、中性脂肪値が上昇するのです。飲みすぎる人に高中性脂肪血症や高コレステロール血症が多いのはよく知られています。
付き合い方さえ間違わなければ、お酒は健康に役立ちます。正しく、長く付き合うために、注意したい点を見ていきましょう。
●飲み過ぎない
アルコールの適量は個人差もありますが・・・( )内はカロリー
ビールなら大瓶1本(245kcal)
日本酒は1合(215kcal)
焼酎はコップ2杯(1合で254kcal)
ウィスキーはシングル2〜3杯(1杯30mlとして75kcal)
ワインでは2〜3杯(1杯80kcal)
以上は男性の適量で、女性は残念ながら約半分といわれています。もし、飲みすぎてしまったら水分を多く取ると、アルコールが尿と一緒に排泄されます。十分に水分を取って、脱水による血液の濃縮を防ぐ事が大事です。
私事で恐縮ですが、就寝時間まじかの飲酒時には必ず、大量の緑茶を一緒に飲むようにしています。大きな声では言えませんが18歳から48歳の現在まで、休肝日は一日も取ったことがありませんが、肝機能はいたって正常です。私はこの「緑茶を一緒に大量に飲む」事が悪い結果にならないのではと、今のところ信じています。
●つまみ・夜食に注意
当然ですがつまみは脂肪の少ない食材を選んで食べましょう。(おすすめ食材は下段に記載)また、飲んだあとの腹ごしらえは厳禁です。飲んだ後のラーメンのおいしさは格別ですが・・・
アルコールの作用で中性脂肪の合成が促進されているところへ、その材料となる糖質や脂質を送り込む、まさしく自殺行為です。
飲酒後の糖質の摂取は中性脂肪値を急上昇させてしまうのです。とくに糖質に加えて脂質の多いラーメンはかなり危険といわざるを得ません。「飲んだ後の屋台のラーメン」という習慣は1日も早く、断ち切る事が良さそうです。
●空腹時の1杯をやめ、休肝日を
仕事が終わった夜の、すきっ腹の最初の1杯のビールは格別においしいものですが胃腸のためには最悪です。まず1口おつまみ、お通しを口に入れてから、胃腸に「これから飲むよ」というサインを出してあげる事がベストです。居酒屋でお通しが出るのは先人の知恵だったのです。
また週に2日程度は休肝日を設ける事は、肝臓への最高のご褒美になります。
●安心して食べられるお酒のおつまみ
・大豆を使ったもの・・・・・
☆冷奴、☆湯豆腐、☆枝豆、☆納豆
・刺身・・・・・
まぐろ、青背の魚、白身の魚、魚介類
・野菜・・・・・
☆ほうれん草などのおひたし、☆大根やにんじんの煮物、☆野菜スティック
・酢の物・・・・・
きゅうり、くらげ、わかめ、もずく、いか
・焼き魚・・・・・
☆にしん、☆さば、☆あじなど(干物を除く)
(☆印は抗酸化物質を豊富に含むもの)
どうしても揚げ物が食べたいなら・・・・カロリーの少ない順は
素揚げ<から揚げ<フライ<天ぷら<かき揚げ
基本は「油を使わない・少ない食材」、「洋風ドレッシングやマヨネーズなどはかけない」ことですね。
2005年12月17日 16:52



