「禁煙」できれば、心疾患の危険性が半減
たばこを吸う人が心筋梗塞・狭心症などの虚血性心疾患になる危険性は、吸わない人の約3倍といわれています。しかし、禁煙すればその危険性を半分以下に下げられるとの大規模な調査結果を、厚生労働省の研究チームが発表しました。
| 【スポンサード リンク】 | 【スポンサード リンク】 |
●禁煙効果、危険性は非喫煙者並みまで下がる?
喫煙は、心筋梗塞の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります(たばこのパッケージより)。喫煙は虚血性心疾患の原因となる血栓の形成や動脈硬化を促すと考えられています。
禁煙の効果は2年以内に表れるといいます。たばこをやめれば直ちに血液の状態が良くなります。仮に日本人全員が禁煙すれば、年間約8300人の虚血性心疾患による死亡と同じく年間30万5000人の発症を防げると試算しています。ものすごい数ですね。
今回の研究方法は、40-59歳の男女約4万人を1990年から11年間、追跡調査したものです。その内326人(男性260人、女性66人)が虚血性心疾患を発症したといいます。その内喫煙が原因と推定されるのは、男性が46%、女性が9%であったというものです。
分析によると、喫煙者が虚血性心疾患になる危険性は、非喫煙者に比べ男性で2.9倍、女性で3.1倍になったそうです。男性では喫煙本数が多いほど、心筋梗塞を起こしやすく、1日に1-14本の人は3.2倍、15-34本では3.6倍、35本以上では4.4倍だったといいます。やはり、本数も問題なのですね。
ちなみに禁煙の効果は・・・というと、非喫煙者並みまで危険性はバッチリ下がるそうですよ。
2006年04月15日 15:15



