ストレスと中性脂肪
ストレスが溜まったり、イライラしたり、睡眠不足が続いたりすると中性脂肪やコレステロールの値が上昇します、何故でしょう?心の乱れと中性脂肪の関係は?心の乱れは体内の物質に影響を及ぼしている事が科学的に証明されているのです。また、正しくない睡眠も同様に影響を与えます。
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●ストレスによる体の変化
ストレスが溜まると、中性脂肪やコレステロールの値が上昇します。心の問題と中性脂肪がなぜ、関係あるのでしょうか?ストレスを感じると、人間の体は緊張して、自律神経が過度に反応します。緊張してどきどきしたり、足ががくがくしたり、指先が震えてしまうのは自律神経の異常な興奮が原因なのです。
自律神経のバランスが崩れると副腎の髄質からカテコラミン(アドレナリンやノルアドレナリン)という物質が分泌され、血管が収縮して血圧は上昇し、心拍数が上昇します。
そうは言いつつカテコラミンは「運動」のところでご案内する通り、中性脂肪を分解してくれます。しかしながら一方では、副腎皮質というところから、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)という物質が分泌されます。
副腎皮質ホルモンが増加すると、血液中に遊離脂肪酸(血清中に溶けている脂質の一つ)が大量に出現します。この遊離脂肪酸が、肝臓で中性脂肪やコレステロールに合成され、結果として、中性脂肪値とコレステロール値を上昇させてしまうのです。
●睡眠と中性脂肪
また、ストレスとは切っても切れない関係にある睡眠。睡眠には浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠があり、それぞれ1回づつが1セットとなって、合わせて90分かけて、睡眠は繰り返されます。
頭がさえた状態で寝たり、夢を見たり、いびきをかいている時はレム睡眠状態です。レム睡眠状態が長く続いたり、睡眠不足が続いたりすると、自律神経の働きが崩れて、前述のような遊離脂肪酸の大量出現状態を招きます。
また、午後1〜2時くらいの間に15分程度の仮眠を取ると、そのあとの活動量が増え夜も良く眠れます。この方法は、アルツハイマー病にかかりにくくなるなどの効果があることも、最近わかってきました。
お昼ごはんを食べた後に、ウトウトなるのは健康的、自然の摂理ということになります。しかしお昼の休憩を1時間取った直後に、また15分の休息というのは、可能な環境の人は少ないかもしれませんね。
私事で恐縮ですが、ストレスの多い職務についていた1〜2年前の中性脂肪値は180mg/dl以上で、なかなか下がらなかったのですが、ストレスの少ない部署に配置転換された、今年の健康診断結果では中性脂肪値はなんと68mg/dlでした。
1〜2年前と生活・喫煙・飲酒習慣については、なんら変化がありません。まして、年齢は50歳にいよいよ近づいてきています。思い当たるのは心ない上司の叱責・・・、この「ストレス」以外に考えられないのです。
2005年10月22日 09:03



