中性脂肪って体に必要なの?

皮下脂肪や内臓脂肪はそのほとんどが中性脂肪ですが、増えすぎると問題を起こすだけなのであって、体にとっては大切な働きをします。「体温を保つ」、「内臓を守る」、「エネルギー源」等私たちの体にとっては、なくてはならない存在なのです。

【スポンサード リンク】 【スポンサード リンク】

中性脂肪は体にとってはなくてはならない存在


中性脂肪の働きとは!?


私たちの皮下脂肪や内臓脂肪は、そのほとんどが中性脂肪ですが増えすぎると問題を起こすのであって、体にとってはなくてはならない存在なのです。


脂肪組織の主な働きは・・・


1)寒さから身を守り、体温を一定に保つ役割

アザラシとかオットセイとかは、体の分厚い皮の下に皮下脂肪をいっぱい貯えています。その脂肪のおかげで、冷た〜い氷の海でも体温を保っていられるのです。人間の中性脂肪にも同じような働きがあるわけです。人間は服を着るから大丈夫、ということはありません。体内の中性脂肪の量が極端に減れば、体温の調節などに障害が出るのです。



2)体の中で「宙吊り状態」になって存在する各種臓器を外部の衝撃から守る役割

クッション材(衝撃緩和材)としての役割、多少何かにぶつかっても、「痛い」だけで済むのは中性脂肪のおかげなのです。内臓など体内の重要な器官を衝撃から守る働きもしているのです。



3)生きていくうえで必要なエネルギー源としての役割

人体の活動に必要なエネルギー源が、食事などを通して供給されないときのエネルギーとなります。エネルギー不足になると、中性脂肪は遊離脂肪酸という物質に分解されて血液中に放出され、全身に運ばれて体内各部分の細胞が正常に活動するためのエネルギー源になるのです。


特にエネルギーとしてだけ見ると、1グラムあたり

糖    質⇒4kcal

たんぱく質⇒4kcal

脂    肪⇒9kcal


と大変優れたエネルギー源なのです。(肥満の方には大変なカロリー源ですが・・・)


ちなみに、1キロカロリーというのは水1リットルの温度を1度上昇させる為に必要なエネルギーの事です。わずか1キロカロリーの違いでもエネルギーで見ると大変な数字になるのです。


つまり、脂肪1gを燃やす為には、中性脂肪の場合、0度の水1リットルを9度にまで上昇させるだけのエネルギーを燃焼させなくてはなりません。大変な量のエネルギーですよね。


【参考記事】
中性脂肪って何?
なんで酸性でなく「中性」なの?
中性脂肪=脂肪のこと?
脂質・脂肪・脂肪酸の違いは?
中性脂肪は筋肉とどこが違うの?
中性脂肪とコレステロールの違いは?

【スポンサード リンク】
Google
 

2005年10月22日 08:10