GOT・GPT・γGTPとは?

GOTやGPTは健康診断結果に表示があり、肝臓が正常に機能しているのを確認するのだろうというイメージはどなたでも持っていますが、その正確な意味は一般には知られていません。普段は主に肝臓などの臓器にある酵素なのですが、ひとたび臓器に障害が起きると「大変だ!」ということで血液中に大量に流れ出ていくのです。

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肝臓の状態を教えてくれる大切な検査数値


GOT・GPT・γGTPにはそれぞれの役割がある


GOTとは、アミノ酸の変換酵素のことで、心臓、肝臓などに多く含まれています。そして、ひとたび心臓や肝臓に障害があると、血中に出てきてGOTの値が異常高値になるのです。但し、飲酒や運動ですぐに10%くらいは上昇します。


GPTとは、同じくアミノ酸の変換酵素のことなのですが、とりわけ肝臓に多く含まれているので、肝臓機能障害の早期発見に役立ちます。値が高い時は、重篤な肝障害ある可能性もあります。


新陳代謝により死んだ細胞中にあったGOT、GPTが血液中に流れ出すため、血中には常に一定量のGOT、GPTが含まれていますが、肝臓や心臓の細胞が病気で壊されると大量のGOT、GPTが流れ出て、その値が大きくなるのです。但し、過激な運動をしてもGOTは多くなります。


GOT、GPTの単位はかつてカルメン単位(KA)が主流でしたが、現在は国際単位(IU)が一般的になっています。


γ−GTPとは、主に肝臓や腎臓、膵臓などに含まれる酵素です。GOTやGPTと同様に、これらの臓器に障害があると血液中に流れてきます。アルコール性肝障害に対し敏感に反応するため、アルコール性肝障害の予防、早期発見に有効な検査です。


一般的に女性の方が数値が低い数値を示します。また、いつも酒を飲んでいる人は、しばらく酒を断っても高い数値となります。アルコールを大量に飲むと肝臓の働きが低下し、中性脂肪が肝臓にたまるため、脂肪肝の原因になります。


ALPとは、リン酸化合物を分解する働きをする酵素です。 多くの臓器、器管に含まれ、これらの臓器に異常があれば血液中に漏れ出て数値が上昇します。


ただし、体内のあちらこちらに存在しているため、ALP値だけで異常の種類を特定することはできませんので、GOT、GPTなど他の検査も同時に行って、併せて判断します。

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2005年10月30日 10:36