古くて新しい「魚肉ソーセージ」が中性脂肪を減らす?
長年、畜肉ソーセージ(いわゆるウィンナー)より安い代替商品として、価値の低い商品として扱われてきた魚肉ソーセージ。生産量は、1972年のピークに比べ、約3分の1に縮小していますが、市場の規模は、2005年度で440億円と10年もの間、横ばい状態を続けています。その理由は、昨今の健康志向に加え、健康促進成分を配合した「ちょっと高い製品」が単価を引き上げ、市場の規模を維持しているからです。
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●1日1本、4週間で中性脂肪が26%も減少
団塊の世代が子供の頃に、おやつ代わりに食べていた上下が金具で縛られた赤いビニール包装の、あのなつかしいソーセージ。皆さんは、中性脂肪を減らすマルハの「DHA(ドコサヘキサエン酸)入りリサーラ」という魚肉ソーセージをご存知ですか。2006年9月の発売以来、好調な売り上げを続けるリサーラは、魚肉ソーセージ初の特定保健用食品(トクホ)なのです。DHAを多く配合(1本(50g)あたり850mg)し、「中性脂肪を減らす効果がある」とメタボリックシンドロームを心配する層にしっかりと支持されています。
東京医科歯科大の発表によると、高脂血症の患者さんに毎日、リサーラ1本を1ヶ月間食べさせて、血液検査のデータを確認したところ、高脂血症の医薬品と同様の治療効果があることが実証できたといいます。また、メーカーさんのホームページによると、中性脂肪が150mg/dl〜330mg/dlの16名にリサーラを1日1本、4週間食べさせた結果、平均59mg/dlも中性脂肪が低下し、高脂血症の診断範囲から、ほぼ正常範囲まで中性脂肪を低下させたといいます(26%減少)。
リサーラは、DHAを魚肉タンパク質と同時に摂取することになり、DHAの吸収も促進されるといいます。そして、魚肉ソーセージはおなかにたまるので、結果的に間食も軽減します。魚肉ソーセージは、保存性にも優れ、医薬品などに比べて安価なので継続することも難しくありません。団塊の世代に近い私にとっては「う〜ん、あのソーセージが・・・」とその健康効果に目を見張るばかりです。
リサーラなどの魚肉ソーセージは、いつでもどこでも"そのまま"手軽に食べられるのがいいところ。但し、加熱するとDHAが逃げ出してしまうとのことです。焼いたり、揚げたりする場合には、衣をつけるなどして、ソーセージをなるべく熱から守りましょう。そう考えるとやはり、ソーセージはそのまま食べるか、サラダの付け合せなど、熱を使わないレシピに使いたいところです。
余談ですが、勢いづいた魚肉ソーセージ業界が「健康」を合い言葉に、次々と新製品を開発しているようです。2006年9月には日水が「コラーゲン入りソーセージ」を、2007年3月には丸大がサプリメント成分配合の「アルファーメイト」を発売します。特に、「アルファーメイト」は、アスタキサンチン・GABA・コラーゲン・食物繊維の4種類のラインナップ。たかがソーセージ、されどソーセージ、日本古来の食材が、健康効果を旗印に、また一つ復権していきます。「なつかしい味」は、なぜかワクワクとして、気持ちが高ぶるのは、私だけでしょうか。
【スポンサード リンク】2007年01月08日 14:53



