サプリメントは輸入・国産、どちらが良いのか?

ご存知かもしれませんが、サプリメントといわれるものは、現在国産品と輸入品の2種類が流通しています。あなたはどちらのサプリメントを摂っていますか。または全く意識をしていませんか。中国からのダイエットサプリメントでの事故があとを立たない中、輸入品のイメージはあまり良くないのではないでしょうか。

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輸入サプリメントが日本市場に出るのはとても大変


国産か、輸入かを論じる前に、輸入サプリメントが日本の市場で販売されるまでの手続きについて見てみましょう。


海外のサプリメントを販売するために輸入しようとした場合、成分・原材料表、個人輸入として入手したサンプルを用意し、厚生労働省薬務局監視指導課に輸入前相談の願いを出します。成分表の中に禁止添加物、未承認物質がないかを確認してもらい、分析検査項目が決定され、検査するように指示されます。


1検査項目あたり2万5千円から4万円程度の費用がかかります。分析検査結果の有効期間は6ヶ月で、年に2回は分析結果の提出義務があります。成分の分析をするためのサンプル(300g)の輸入が許可されると、厚生労働省が指定する分析施設に持ち込み、厚生労働省の検査指示書に従って、分析が行われます。


分析結果が出て、指定された項目すべてが「問題なし」であれば、やっと販売目的で輸入を開始することができます。


中国の輸入サプリメントで事故が起こるのは、この成分分析用のサンプルと、実際に販売される商品の内容が異なる場合が多いようです。(文書偽造もあるようですが・・・)


輸入サプリメントの問題点は、製造工場の所在地に関する標示義務がないことです。輸入サプリメントの価格の差は、製造工場の所在地の人件費に大きく影響されています。一般論ですが、製造工場が中国やインドにあれば安く、アメリカならばそれなりに高くなるわけです。


一方の国産サプリメントはどうなのでしょうか。実は、国産サプリメントについては、ほとんど食品と同じ扱いのため、ほとんど規制がないに等しい状態なのです。したがって、国内メーカーは保健所の監視しか受けないのです。


このような国産品と輸入品の法的扱いに大きな差がある、この制度が粗悪で効果のない低品質の国産品を市場にはびこらせている原因になっています。国産品に関しては、私たち消費者は製造業者を信用するしかありません。製造業者が信用のある会社であれば良いし、そうでなければ粗悪品をつかまされる可能性があるわけです。


自社工場のある会社かどうか、ISOなどの認可を得ているかどうか、日本分析センターなどで製品分析を定期的にしているかどうか、NPO団体に公認されているか・・・などは一つの目安になります。


私の願いは、国産品についてはある程度の法規制で統制がとれ、粗悪な商品が排除されることを切に望んでいます。それと同時に、歴史ある欧米の高品質サプリメントがもっと身近な存在になるように規制緩和や制度改革がなされることも望んでやみません。


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2006年10月14日 19:36