ナットウキナーゼと中性脂肪

納豆は、蒸し煮にした大豆に、納豆菌を加えて発酵させたもので、ナットウキナーゼはこの納豆菌が産生する酵素です。これまで世界中の食品200種類以上を検索した結果では、ナットウキナーゼよりも強力な血栓溶解作用を持つものはないといわれています。

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薬よりも納豆が効く!?


薬より効く、納豆の血液サラサラ効果・・・


数ある日本の伝統的な発酵食品の中でも、最も優れた健康効果を持つとされる「納豆」。その多彩な効能については、科学的な解明も進んでいます。


中でも強力な作用で注目を集めているのが、糸を引くネバネバ成分に含まれる血栓溶解酵素の血液サラサラ効果といわれています。
この酵素は「ナットウキナーゼ」といい、なんと世界で唯一、納豆にだけ含まれているのです。






ナットウキナーゼとは?


納豆は、蒸し煮にした大豆に、納豆菌を加えて発酵させたもので、ナットウキナーゼはこの納豆菌が産生する酵素です。


これまで世界中の食品200種類以上を検索した結果では
ナットウキナーゼよりも強力な血栓溶解作用を
持つものはないといわれています。


血の塊である血栓は、血管に詰まると心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしますが、血栓を溶かすナットウキナーゼの威力は「けた外れ」で、例えば医薬品である血栓溶解薬の「ウロキナーゼ」と比べると、納豆1パック(約100グラム)には約20万円分ものウロキナーゼに匹敵する効果があるというから驚きです。


また、ウロキナーゼは注射薬なのですが、ナットウキナーゼは納豆を食べることでも、十分に効果を発揮します。効果の持続時間が長いのも特徴で、血栓溶解薬の注射では4〜20分ほどであるのに対し、ナットウキナーゼは4〜12時間も持続するといいます。






エコノミークラス症候群にもナットウキナーゼ?


最近、欧州の研究グループからは、ナットウキナーゼには旅行者血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)を防ぐ効果があることも報告されました。旅行者血栓症は航空機などを利用した旅行中に長時間座り続けることにより静脈血がうっ滞して血液粘度が上昇、血栓が生じて発症すると考えられています。


報告では、旅行者血栓症になりやすいと診断された約200人について、7〜8時間飛行機に乗った後、足のむくみや血栓の有無を調べました。すると、搭乗前および飛行中にナットウキナーゼと抗酸化剤入りのサプリを飲んでいた94人は、プラセボ(偽薬)を飲んだ人に比べてむくみが少なく、また血栓もできなかったというのです。






骨粗鬆症にもナットウキナーゼ?


また意外に知られていませんが、納豆は骨粗鬆症の予防食品としても注目されています。これは、カルシウムが骨になるのを助けるビタミンK2を豊富に含んでいるからです。


ただし、ビタミンKは経口抗凝固薬のワルファリンカリウム(商品名ワーファリン)の効果を弱める可能性があるため、服薬中の人が納豆を食べるときは注意が必要となることは有名な話です。






納豆に含まれるナットウキナーゼ以外の成分は?


納豆50グラムの中には、腸内の乳酸菌を増やす納豆菌が約500億個、ビタミンK2が栄養所要量の3〜5倍、食物繊維3グラムなど、様々な有効成分が詰まっています。もちろん、便通の改善にも効果が期待できるといいます。


納豆菌の発酵物中には、病原性大腸菌O-157などに対する強力な抗菌作用があることも報告されています。胃・十二指腸疾患の発症に関与するといわれているヘリコバクター・ピロリ菌に対しても、強力な抗菌作用があることも確認されているのです。






「できたて」の納豆は効かない?


血栓予防効果のあるナットウキナーゼや骨を強くするビタミンK2の含有量は、発酵が進むほど多くなるといわれています。納豆の賞味期限は一般に製造日から8〜10日だが、効果をより高めたいならば、賞味期限ぎりぎりくらいに食べることが良いようですよ。

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2005年11月17日 18:06