大麦(麦芽)と中性脂肪
大麦と青汁が混同される場合がありますが、青汁とは緑色野菜の絞り汁の総称です。代表的な材料にケールや大麦若葉などがあります。明日葉、モロヘイヤ、小松菜、クレソン、キャベツなども材料になります。生食ができてアクの弱い野菜が青汁には適しているのです。
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●大麦(麦芽)とは?
大麦(麦芽)は古くから食用とされてきたと同時に、実は薬用にも使われてきました。中でも発芽させた麦芽はアミラーゼやタンパク質分解酵素を含むため、中国漢方などでも消化を助けるものとして使用されています。
またご存知のようにビールの「うまみ」を出すために使用されているなど、応用範囲の広い植物素材の一つです。高コレステロール血症および胃がんのリスク低減に対する有効性が報告されていますが、さらなる信頼できるデータの蓄積が期待されています。
●大麦(麦芽)の薬用成分は?
乾燥した麦芽の組成はデンプン(β-グルカン:beta-glucanなど)25%、ペントサンおよびヘキソサン10%、粗タンパク質10%、そのほか還元糖、ショ糖、粗脂肪、繊維、灰分等。ビタミンB群なども含まれています。
イネ科の草本である大麦の新芽を、摘み取って成分を抽出した若葉エキスには、葉緑素のほか、各種ビタミン・ミネラル、タンパク質、酵素が豊富に含まれます。
カリウムが18倍、マグネシウムが3.8倍、鉄が4.8倍、
ビタミンA(カロチン)が6.5倍、ビタミンCが3倍、タンパク質が1.5倍
含まれています。
薬用部分は種子(大麦)と麦芽(発芽させた種子)。種子は4〜5月に採取して使用し、麦芽は果実を水に浸し、発芽させ3〜4mmになったところで日干しにして使用します。広く、世界中で栽培される2年草で、日本にも古代に渡来、花期は3〜4月で高さは60cm〜1mになります。
●大麦(麦芽)の作用は?
米国コレステロール教育プログラムと言う専門プログラムのステップ1を実施するとともにオオムギを摂取すると、総コレステロールおよびLDL-コレステロールの値が低下したという報告があります。また、軽度の高コレステロール血症者の血圧を低下させることを示す報告もあります。
しかしβ-グルカンを強化したオオムギはコレステロールに対する作用はありません。これはβ-グルカンを強化する過程で失われるのではないかと考えられています。
前述したとおり、大麦(麦芽)は胃がんのリスク低減に有効性が報告されていますが直腸結腸がんのリスク低減には有効でないことが報告されており、オオムギ繊維を含むシリアルを摂取しても直腸結腸がんのリスクは低減しないといわれています。
●青汁とは?
青汁とは緑色野菜の絞り汁の総称です。代表的な材料にケールや大麦若葉などがありますが、明日葉、モロヘイヤ、小松菜、クレソン、キャベツなど、生食ができてアクの弱い野菜が使われます。葉緑素やビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素、各種フラボノイドを多く含み、食生活が不規則になりがちな現代人の栄養補給にピッタリということで、すっかり有名になりました。
【スポンサード リンク】2005年11月20日 20:08



