γ-GTPとは〜肝機能、特にアルコールが深い関係〜

γ-GTPも、GOT・GPTと同様に、肝臓に存在する酵素です。肝臓や胆管の細胞がこわれると、血液中にγ-GTPが血液の中に流れ出てくるため、γ-GTPは肝臓や胆管の細胞がこわれた時の検査値として使用されています。

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γ-GTPの基準値は男性で0-59U/l、女性で0-22U/l


γ-GTPは「アルコール」と「胆道」に特異的に関与


γ-GTPとは、γ−Glutamyl Transpeptidase、「ガンマ グルタミル トランスペプチダーゼ」の略です。


γ-GTPは、タンパク質を分解する酵素で、主に肝臓、腎臓・脾臓・小腸に含まれています。


γ-GTPは、臓器の細胞中でも、酵素の分泌と吸収に関係した部分に多く存在するので、肝臓の細胞が破壊された場合や、胆石や胆道がんなどで胆道がつまった場合に血液中に流れ出てきます。


γ-GTPは、アルコール摂取と密接な関係があり、病院で「お酒を飲むと上がる数値が高いですね」という場合は、ほとんどがこのγ-GTPを指しています。アルコールに対して、特に敏感な検査値で、他の検査では異常がなく、γ-GTPのみが高い場合は、アルコール摂取が影響している可能性が非常に高いと考えられます。


禁酒・節酒すれば、1週間で元通り


γ-GTPの値が100以下であれば、「節酒」または「禁酒」することですぐに正常値に戻ります。γ-GTPは、アルコールに短期的にも反応するので、飲酒を1週間も止めればすぐに下がってきます


γ-GTPが100〜200だと、「脂肪肝」が進行している可能性があり、かなりお酒の飲みすぎで、病的状態になっている恐れがあります。


また、200以上になった場合は、アルコールだけでなく、胆石や胆道がんなどによって胆道がつまっている可能性があります。万が一、500以上になった場合は、相当大量の飲酒、または「急性アルコール中毒」といった、極めて危険な状態といえます。






γ-GTPが減少する場合



基準値が「0」からなので、少なすぎることで問題になることはありません。






γ-GTPが増加する場合



《他の肝機能検査値が正常の場合》

アルコール性肝臓障害


《他の肝機能検査値も異常の場合》

肝炎、肝硬変、胆石、胆管がん、肝がん


【参考記事】
中性脂肪とGOT・GPT・γGTPの関係
GOT・GPT・γGTPとは?
中性脂肪と測定前日の食事の関係
アルコールと中性脂肪
お酒を飲むなら、同時に大量の「水分補給」をしましょう

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2008年01月27日 11:47