子供の肥満が、いよいよ深刻化

私は、戦後という言葉を使うほどの世代ではありませんが、昔に比べると圧倒的に肉類中心の食生活になっているような気がします。今の子供達は、諸外国に比べると体は大きくなっていますが、同時にハンバーグなどの動物性脂肪の摂取量は格段に増えています。このままだと、そんな子供達が大人になる頃には、生活習慣病人口はどうなってしまうのか、考えただけで恐ろしい事です。

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肥満児は20年前の2倍?


子供の生活習慣は親しだい?


1980年代から子供の脂肪摂取量は、適正範囲の30%を超えているといい、その値は今も増え続けているといいます。最近では幼稚園児の糖尿病や肥満などということさえも耳にするようになりました。このままでは、近い将来、若い人たちの心筋梗塞や脳梗塞が深刻化することは間違いないことなのです。


多くの小学生達が学習塾に通うようになりましたが、学習塾の始まる時間は、小学校が終わってから夜遅くまで続くのが一般的です。育ち盛りの子供達がお腹がすかないわけがないのです。


塾に行く前に、ハンバーガーで小腹を解消して、塾の帰りはコンビニで食べたいお菓子やジュースを買って、家で食べる。帰って又、勉強となると今度は寝る前の夜食でカップ麺、朝は食べずに登校時間、ギリギリまで布団から出てこない。こんな食生活が健康に良いはずがありません。


運動環境はどうかというと、昔のように外で大声を張り上げて遊ぶことも減り、もっぱら室内でテレビゲーム、塾の送り迎えも親の車というのでは、運動することもままなりません。


厚労省によると、統計的にも標準体重の20%以上の肥満児は、9歳から11歳までの小学生で増加傾向にあるといいます。男子では昭和50年前半では8.4%だったのに、平成8年では15.0%にもなり、女子でも同7.5%から12.2%に増加しています。子供達を生活習慣病予備軍にしないために、平成23年度までに、この数字を7%以下に減らす目標が設定されているのです。


厚労省は来年度から、全国で10ヶ所の地域を選定し、子供達の身長・体重と肥満度、総コレステロール値や中性脂肪値、血糖値などを調べながら、ファストフードの摂取量などの食習慣や運動についてもあわせて調査して、今後の具体的な子供の肥満対策に乗り出します。

子を持つ親としては・・・

□子供の好きなメニューばかりではなく、野菜や魚などを調理してあげる


□一緒に犬の散歩をするなどして、スポーツに興味を持たせるようにする


□おやつ以外の間食や夜食は食べないように我慢させる


□飲み物はジュースではなく、カロリーのない水かお茶にしてあげる

 (参考記事:あなたは「ペットボトル症候群」!?


などと、すぐに、子ども達にしてあげられる事が、いっぱいあるのではないでしょうか?


子供は今の生活習慣を、生まれたときから、自分で築き上げたのではありません。すべて親や友達などの、子供を取り巻く環境がそうさせているのです。まずは、親が率先垂範して、背中を見せる事が、一番大切だと思いませんか?将来の子供達の為に・・・はたまた人類のために・・・


【最新ニュース】
「マックで子供が肥満」米ディズニーが契約解消
米ウォルト・ディズニー社は2006年5月8日、米マクドナルド社の商品にディズニーのキャラクター使用などを認める契約を打ち切ると発表しました。子どもの肥満の原因として、ファストフードへの批判が強まっているため、子どもを持つ家族へのイメージを大切にして、ファストフード業界と距離を置くことにするための決断だと報じられています。

マックのキッズセットは、ディズニーのアニメに登場するキャラクターをあしらったおもちゃが目玉でした。契約は10年間継続されたわけですが、マック=ディズニーのイメージが私たちの頭に刻まれていたことは確かですね。

米国では、学校から清涼飲料が消えることになったり、ケロッグなどの大手食品メーカーが子供向けのオマケをやめたりと、子供たちの肥満対策が、つぎつぎに打ち出されています。行政・企業にかかわらず、急速に推進されているところに、子供たちの肥満の深刻さが伝わってきます。


【参考記事】
「ペットボトル症候群」!?に要注意
ケロッグのおまけ廃止を求める

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2006年02月17日 19:31