健康診断で腹囲の測定が2008年から40歳以上必須

2008年度から40歳以上の人が、受ける新しい健康診断の検査項目と判定基準が改定になります。「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の概念を導入したのが特徴で、これまで、実施していなかった腹囲(へそ回り)の測定を必須とするというものです。

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腹囲や尿酸が必須、尿検査や心電図検査は医師判断に


生活習慣の改善などを、きめ細かく指導する仕組みを導入


新しい健康診断は、厚生労働省が2008年度から、健康保険の運営者に対して、40歳以上の加入者への実施を義務付けるものです。


検査項目は、従来と同様の身長や体重、血圧などに加え、腹囲や尿酸の測定が追加されました。そして、これらは「基本健診」として受診者の全員に実施することになりました。但し、一方では、尿検査や心電図検査などは「精密健診」として、医師が必要と判断した場合に実施することになったそうです。尿検査をしないと、基本的で緊急を要する重篤な検査数値が、漏れてしまうのではないかと懸念してしまいます。


そして、健診の結果「要治療」とならなくても、生活習慣病の「危険度」に応じて、受診者を3つのレベルに分類し、生活習慣の改善などを、きめ細かく指導する仕組みを取り入れるということです。

 
内臓脂肪症候群は、腹囲が「男性85センチ、女性90センチ以上」で、さらに高血糖、高脂血、高血圧のうち2つ以上に当てはまる場合です。数値が低くても危険度が高いと判断した人は、生活改善や禁煙、運動などの保健指導をするとのことです。


しかし、「メタボリックシンドローム」に関して、国をあげてのダイナミックな急展開に、とまどう声も出てきそうです。少しまえの厚生労働省の報告では、「中高年男性の半数が危険水域」というのには、私も少々驚いてしまいましたが・・・「そんなに仰いでどうする」という医療関係者も出てきていますが、内臓脂肪が虚血性心疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)に関与しているのは、明白な事実なので、悪い事ではないと思います。


内臓脂肪は、皮下脂肪に比べ、運動で減りやすい性質があります。100cmの腹囲を3cm減らすだけでも、病気の危険は減るといいます。健康診断は、だいたい秋に集中します。おなか回りが気になる人は、今から軽い運動でも始めてみてはどうですか。少なくとも、あと2年後までに・・・


【参考記事】
メタボリックシンドロームとは?
メタボリックシンドロームの原因は?
40歳以上男性、半数の5割が内臓脂肪に危険信号
中性脂肪とメタボリックシンドローム
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2006年05月27日 19:24